東京都は12日、20年東京オリンピック(五輪)・パラリンピックで選手に授与されるメダルを今月27日から31日まで、都庁第一本庁舎2階で一般公開すると発表した。

東京大会の金、銀、銅メダルは、携帯電話や小型電子機器など、いわゆる「都市鉱山」を一般から募り、リサイクルした上で製作された。メダルのデザインは、24日に都内で開かれる五輪1年前の記念セレモニーで、お披露目されることになっている。

小池百合子都知事は会見で「皆さんの協力がいかに実を結んだか、見ることで達成感を感じたい」と述べた上で「皆さんに提供していただいた携帯電話などがメダルに変わるのを、是非見ていただきたい」と、期待を示した。

展示場所は第1本庁舎2階北側の、オリンピック・パラリンピックフラッグ展示コーナー。時間は午前9時半から午後6時まで。