水球男子の日本代表「ポセイドンジャパン」が、予選リーグのブラジル戦で今大会初勝利を挙げた。2-2で迎えた第2ピリオド(P)に大川慶悟(29)らの得点で7-3と大きくリード。第4Pに追い上げを受けたが、11-9で逃げ切った。これで予選リーグは1勝1敗1分けとなった。

ドイツとの初戦は残り4秒で追いつかれて、痛恨の引き分けだった。大本監督は「残り時間が少ない時にどうすごすか。これまで強豪相手に接戦の経験が少なくてできなかったが、ぎりぎりの集中力をもってやれた」と振り返った。