2020年東京五輪のチケット販売で1次抽選の敗者復活にあたる「追加抽選」に、メダル決定戦などの人気セッションが含まれることが20日、複数の関係者への取材で分かった。

五輪チケットの抽選開始からここまでの経緯は以下の通り。

<五輪チケット販売の経緯>

▽5月9日 抽選申し込み開始

▽同28日 公式サイトへのアクセス集中により、締め切りを半日延期

▽同29日 抽選締め切り。ID登録は約750万件、サイトへの累計アクセス数は2425万件

▽6月20日 当選者発表。1枚も当たらない落選者続出で、ネット上は不満の声

▽7月2日 購入手続き締め切り(現金購入者は4日)

▽同4日 組織委が1次の落選者を対象とした敗者復活抽選の実施を発表。同時に、秋以降の先着順販売を取りやめ、2次抽選の実施も発表

▽同5日 組織委が1次抽選で売り出した枚数が322万枚だったと発表。販売総数は最終的に900万枚を超える見通し

▽同下旬 敗者復活となる追加抽選の概要を発表予定▽8月上旬 追加抽選を実施

▽同22日 パラリンピックチケットの抽選申し込みを開始予定

▽今秋以降 2次抽選実施

▽来春 店頭販売、公式転売サイト開始