世界ランキング3位の園田啓悟(29)、嘉村健士(29=トナミ運輸)は同34位のマレーシアペアと対戦し、2-1で勝利した。

第1ゲームは序盤から流れに乗れず、後半追い上げるも、18-21で落とした。第2ゲームはスタートから11連続得点。ともに高い位置からの強打が決まり21-13と取り返した。

勢いそのまま第3ゲームも序盤から優勢に試合を進めた。倒れながらも諦めずにレシーブする相手に苦戦するシーンもあり、打っても打っても拾われて、決まらない展開が続いたが、園田が後ろから粘り強く何度も打ち続けた。壮絶な打ち合いを制し、21-8で勝利した。

試合後、嘉村は「合宿の時からうまくいかず、そのまま先週のインドネシアオープンで負けてしまった。今回も悪い流れのまま、第1ゲームを失ったが、第2、第3ゲームとお互いに前に入って攻め合う自分たちのプレーに少し近づけた他と思う」と振り返った。

園田は「先週後輩たち(保木・小林)に負けて悔しかった。ジャパン・オープンは1回戦から全力でいこうと話していた。目の前の試合を1つずつ勝っていきたい」と話した。