フィギュアスケート男子で18年平昌冬季五輪(ピョンチャン・オリンピック)銀メダリストの宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が自身初のテレビCMに挑戦した。

24日、大阪市内で行われた「DHC ホットボディジェル」のテレビCM発表会に出席。ジェルを塗られた女性のおなかの上で、宇野が代名詞である両脚を180度開いて上体を反らせて滑る「クリムキンイーグル」を披露する作品に仕上がっており「僕が滑っている感覚を体感していただきたい」と照れながらアピールした。

撮影は丸1日をかけて行われたが、8月7日放送開始のCMはわずか15秒。それだけに「みなさんで作り上げたものが、短いCMに詰め込まれている」と驚いた様子だ。監督からは「体を磨いているイメージ」「もっと浸っているように」などと注文があったと明かし「もし、僕がテレビをつけて、自分のCMが流れていたら、笑ってしまうと思う」というユニークなものになっている。

競技面では昨季限りで山田満知子、樋口美穂子両コーチから卒業し、今季はメインコーチ不在で戦う覚悟を持っている。「これまでもジャンプはビデオを自分でチェックしてやってきた。ジャンプに関して、全く不安はない」。新しいコーチについては「無理にとは考えていない。また新たな自分を探したい。海外に練習に行ったり、今後行くところもある。そういった、ためになるところに行きたい」と明るい表情で言い切った。

今回CM出演した「DHC ホットボディジェル」は8月7日に発売され、200グラムで3300円(税抜き)。メリハリのある美しさに導く「温感美ボディジェル」となっている。