20年東京オリンピック(五輪)組織委員会は26日、都市型(アーバン)スポーツエリアに、チケットなしで選手と触れ合える区域「プレイグラウンド」を整備することを発表した。試合直前の練習エリアを公開するもので、五輪史上初の試みとなる。スポーツクライミング、バスケットボール3人制が行われる青海会場に隣接した場所で、チケットを持ってない人でも見学できる。選手次第だが、ハイタッチやサインに応じてもらえる可能性もあるという。

スケートボードや自転車BMX会場がある有明アーバンスポーツ会場と有明体操競技場の運河沿いには「アーバンフェスティバル」と呼ぶエリアを整備し、競技体験コーナーやDJブースを設け、チケット保有者に、試合以外にも楽しめる場所を提供する。夢の大橋有明側には聖火台が設置されることもあり東京都は青海、有明、ビーチバレーなどが行われるお台場を含めた臨海副都心エリア約400ヘクタールを「東京ウオーターフロントシティ」と銘打ち、東京大会を契機に世界へ発信する。