【光州=益田一弘】世界記録保持者渡辺一平(22=トヨタ自動車)は2分6秒73で銅メダルを獲得した。予選を全体9位、準決勝を同6位で通過。決勝で世界新記録の2分6秒12を出したチュプコフ(ロシア)、準決勝で2分6秒67を出し渡辺の記録に並んだウィルソン(オーストラリア)に先着されたが、17年大会銅メダルに続く表彰台は確保。17年1月からの世界記録保持者の座からは陥落したが、東京オリンピック(五輪)までの1年でこの差を埋める覚悟だ。
男子主将の瀬戸大也(25=ANA)が、チームのピンチに緊急参戦した。五輪切符がかかった男子800メートルリレー予選に、左肩を痛めた江原に代わって「おとこ気出場」。日本は高橋、松元、吉田、瀬戸の順番で、7分9秒23をマークして全体の9位。予選12位に付与される東京オリンピック(五輪)出場枠を獲得した。