連覇と20年東京オリンピック(五輪)代表を狙う女子の吉田愛(38)、吉岡美帆(27=ともにベネッセ)組が助かった!

微風のため予定より約2時間遅れでスタート。直後に、中国組から進路妨害で抗議を受けた。その罰則として同じ場所を2周することになり出遅れた。

進路が反対の艇が出会った時、右側から風を受けている艇が優先だ。それが中国艇だった。その中国が方向転換をさせられたため、日本側に罰則が科せられた。しかし、首位の艇が回航する最初のブイに規定の20分以内で到達できず。レースは不成立となった。

追い上げてはいたが、吉田は「不利な状況からの追い上げで、中止はラッキーだった」とほっとした表情。大会前には「スタートから集団をリードしたい」とスタートの重要性を説いていただけに、運も味方した形となった。

ただ罰則後に「追い上げられたのは艇のスピードがある証拠」(吉田)と手応えも感じている。翌5日も予報は微風だが「1つ1つ集中していきたい」(吉岡)。結局、第1日はレースができなかった。江の島の風は微風でも、吉田、吉岡組には開幕から大きな追い風となった。【吉松忠弘】