村山特別支援学校(東京)が2年ぶり2度目の優勝を飾った。1次リーグを2連勝で突破すると決勝トーナメントも安定した試合運びで勝ち上がり、決勝では蓮田特別支援学校(埼玉)に7-0で快勝した。

大会連覇を狙った昨年は準決勝で敗れて3位にとどまった。1年生で優勝した萩原祐人主将、小川祐太郎、小久保和裕に藤田龍也が加わってこの1年間、どんな厳しい局面でも冷静に対応できるようにプレーの精度を磨き上げてきた。「去年、悔しい思いをしたので絶対優勝したかった。いい結果を残せてよかったです」(小川)と、「フェニックス」というチームの愛称そのままに王座へ返り咲いた。

昨年優勝の府中けやきの森学園(東京)は日本代表経験もある唐司あみ主将(3年)宮原陸人(2年)を中心に戦ったが、準決勝で蓮田特別支援学校に惜敗。それでも3位決定戦でいしかわ特別支援学校(石川)を下して3位を確保した。

大会には全国から特別支援学校24校が出場。3校ずつ8組に分かれた1次リーグを勝ち上がった8校が決勝トーナメントを戦った。