2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会は13日、来年8月25日に開幕するパラリンピックの競技スケジュールを発表した。開会式は五輪と同じ午後8時にスタート。翌26日から12日間で22競技540種目の熱戦が繰り広げられる。大会中盤の8月30日は「ゴールデンサンデー」とし、大会を通して最多となる63の決勝種目を実施。大会最後の決勝種目は車いすバスケットボール男子となる。

暑さにも配慮して、マラソンは午前7時から6時30分、トライアスロンも午前8時から7時30分と開始を前倒し。馬術は競技日数を4日間から5日間と増やして、暑さがピークとなる日中の競技を回避した。アーチェリーも頸椎(けいつい)損傷のW1クラスを午後5時以降の実施とした。

会見には東京大会でメダルを狙うパラリンピアン2人も出席。18年卓球世界選手権男子個人3位の岩渕幸洋(24)が「日付がきまったので、金メダルをとるイメージリハーサルをやりやすい」と話し、陸上女子400メートルで2大会連続メダルを目指す重本沙絵(24)も「土曜日(29日)が決勝なのは最高です。リオに来ることができなかった人たちにも来てもらえる」と話していた。