体操の全日本学生選手権は21日に山口市の維新大晃アリーナで第1日が行われ、世界選手権(10月、ドイツ)代表の谷川翔(20=順大)は83・850点の4位で個人総合初優勝を逃した。

鉄棒では1技目のコズミックひねりでバーを持ち損ね、片手で何とか続行する場面も。直後にカッシーナを続け、「今までなら抜くけど、とっさにやると決めた。自信がある」と収穫も口にしたが、両手首、右かかとには痛みを抱えているという。「回数を絞って1本1本大事に練習する」と対策する。女子は杉原愛子(19)が初優勝、団体は男女とも日体大が制した。