米オハイオ州立大のスポーツチームのドクターが長年にわたって男子学生に性的な不適切行為を行っていたとして、同大を訴えている弁護士が、告発者が300人を超えると明らかにした。AP通信が23日、報じた。

米国では近年、体操協会の元チームドクターやフィギュアスケートのコーチらによる性的虐待など、スポーツ界での性的スキャンダルが相次いでいる。

弁護士らによると、2005年に自殺した男性医師のリチャード・ストラウス氏は1979~97年に診察などの際に学生の体をなでまわすなどした。被害者には、名門として知られるアメリカンフットボールやレスリングの選手が含まれているという。

ストラウス氏は98年に退官し「名誉教授」となったが、今年になって称号が取り消された。大学側は、不適切行為を把握しながら必要な対策をとらなかったとして謝罪している。(共同)