「死闘」を制して4度目の優勝を果たしたアグベニェヌ(フランス)は田代未来(コマツ)と抱き合って涙を流した。

金メダルを胸に「柔道人生で最も激しい試合だった。勝てたことがうれしい」と話した。何度も対戦してきたライバルとの11分11秒を振り返り「彼女は素晴らしい柔道家。会うたびに強くなる。どうやって勝ったか、思い出せない」。リオ五輪は決勝で敗れ銀メダル。「来年、ここで勝ちたい」と悲願の五輪金メダル獲得を誓った。