八村塁(21=ウィザーズ)、篠山竜青(31=川崎)の主力2人を欠いた日本(世界ランキング48位)は、8月の国際試合で1勝1敗だったニュージーランド(同38位)に敗れ、今大会4戦4敗となった。

試合後、先発した渡辺雄太(24=グリズリーズ)は大敗に「もう、ニュージー(ランド)の好き放題やられて、ほんと、なんか、特になんすかね。言うこともないというか、本当に最悪な試合をしたと思う」と、怒りをにじませ、言葉を絞り出すように試合を振り返った。

自身も9得点と2桁得点を挙げられず「自分自身も役割をまっとうできなかった。まあ、本当にそれがすべてと言う感じで」と話し、スリーポイントは4本中、1本しか決められないなど、精彩を欠いた。

またチームの戦う姿勢についても言及し「全員、ニックは点を取ってくれましたけど、1人としてちゃんと戦える準備ができている選手は誰もいなかった」と、語気を強めた。

モンテネグロ戦に向けて「2日後ということで、しっかり切り替えて、ラスト1試合なんで。僕自身、こんな形で絶対に終わりたくないですし、日本で応援してくれている方がたくさんいると思うので、日本代表の名に恥じないように、全力でプレーしたいと思います」と汚名返上を誓った。