昨季のグランプリ(GP)ファイナル覇者で今季初戦となる紀平梨花(関大KFSC)が78・18点で首位発進した。

平昌冬季五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が75・14点で2位。

2016、17年世界選手権で2連覇したメドベージェワは全ジャンプを着氷。伸びやかな滑りでしっとりと演じた新たなプログラムで表現面を示す演技点は5項目のうち2項目で高評価の9点台をマークした。「いいパフォーマンスができた。満足している」と目尻を下げた。

昨季開幕前にロシアからカナダに拠点を移したばかりで迎えて苦しんだ18~19年シーズンに比べ「全然違う」と状態は良好。「3、4年前のように自信を持ってできている。人生のあらゆる変化に慣れた」とたくましくなった元世界女王は紀平を3・04点差で追い、フリーに向かう。(共同)