バスケットボールの女子アジア杯(24日開幕、インド・ベンガルール)で4連覇を目指す日本代表の強化合宿が19日、都内で公開された。

代表メンバーとしては、リオデジャネイロ五輪以来3年ぶりの大会に臨む渡嘉敷来夢(28=JX-ENEOS)は「前回出ていないので、その気持ちを今大会でぶつけたい」と力強く語った。

渡嘉敷はリオ五輪後、WNBA挑戦やけがの影響もあり、代表活動から遠ざかっていた。日本代表ユニホームを着て久々の公式戦出場となった8月末の台湾との2試合では、存在感を発揮した。

その後も、パスを供給するポイントガードの町田や本橋らと「積極的にコミュニケーションを取るように」心掛け、意思疎通をはかりながら連携を強化してきた。

この日の練習ではサインプレーの確認などを行った。

先日に現役復帰を発表した所属チームの先輩、吉田亜沙美については「(復帰は)ありえるかもしれないと、以前から感じることがあった」とにやり。「あのパスを最大限に受けられるのは自分。再びタッグを組めば、世界でも通用すると思う」と復帰を歓迎した。