世界ランキング6位の日本は同2位の中国に0-3で敗れ、2勝3敗と再び黒星が先行した。

ブロックで14点を失い、8本のサービスエースを許す完敗。サーブで崩されて単調になった攻撃を高い壁にはね返され、8連続失点が2度あるなどサイドアウトが取れなかった。見せ場は第1セット序盤に石井優希(久光製薬)の攻撃などで6-3とリードしたところだけ。中田久美監督(54)は「魔球のようなサーブをどうセッターに返し、攻撃を防ぐためにどんなサーブを打つか」と課題を挙げた。日本は7位に後退し、会場を札幌に移して22日に世界3位で5戦全勝の米国と対戦する。