超新星・玉井陸斗(13=JSS宝塚)が、同選手権の史上最年少優勝に向けて、発進した。予選で456・90点をマークした。

1本目から際立った演技を見せた。美しい入水を見せて、81・60点の高得点をマーク。その後も、安定した演技を披露。最後の6本目は90・00点というハイスコアを記録した。

玉井は、日本一を決める同選手権に初出場。現在は中学1年生で、今月11日に13歳になったばかり。同選手権最年少優勝は、94年8月に男子高飛び込みで優勝した寺内健の13歳11カ月。五輪6大会出場が内定している“レジェンド”は、当時中学2年生だった。玉井が優勝すれば、13歳0カ月で、同選手権で男女通じて、最年少優勝となる。