16年リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(25=ブリヂストン)が、連戦でレース勘を取り戻す。

萩野が、10月20日の新潟スプリント(新潟県立長岡屋内総合プール)と、同26日開幕の短水路日本選手権(東京辰巳国際水泳場)に出場する方向であることが分かった。萩野は春先に3カ月のブランクをつくって、8月のW杯東京大会と今月中旬の茨城国体に出場。だが練習の内容がレースの結果につながらないジレンマを抱えている。

両大会は日本代表候補入りの基準タイムが適用されないが、まずは10月の連戦で実戦感覚を磨く考えだ。