立命大がエースRB立川玄明(たつかわ・ひろあき、3年)のTDランなどで開幕4連勝と、勝ちを重ねた。

第2クオーター(Q)、京大のパントキックを自陣49ヤードでキャッチしたDB魚谷海仁(かいと、3年)が、エンドゾーンに向かって激走。そのままTDを決めた。だが、京大も負けじとFGで応戦。第3Q終了時点では17ー6と、油断できない展開に。

迎えた第4Q、エンドゾーンまで残り1ヤードから、立川が2連続でランプレーを挑んだが、京大の固い守備に阻まれた。だが「(TDを)取る自信あった」と、3度目のランで左サイドを突破。勝利を確実なものにした。「(あの瞬間は)楽しかった」と振り返った。

古橋由一郎監督(54)は「相手は強いとわかっていたが、なめてた部分があった」と酷評も、立川については「らしい走りをしていた。突進していくプレーで、スタイルが出ていた」と評価した。【南谷竜則】