バスケットボールBリーグ、レバンガ北海道の折茂武彦(49)が19-20シーズンを最後に現役を引退することを30日、所属チームが発表した。昨季は59試合に出場。1試合平均6・4得点を挙げていた。今季で27季目。今年1月には日本出身選手初の1万得点達成していた。10月1日午後4時から札幌市内のホテルで会見する。

93年にトヨタ自動車に入団。日本一、MVP、日本代表など数々の実績を残した07年には北海道に誕生したレラカムイ北海道に入団。所属していたレラカムイ北海道が11年にリーグを除名された際はファンの熱意に応える形で新運営会社の社長に就任。以後は選手と社長の二足のわらじでチームを率いてきた。

◆折茂武彦(おりも・たけひこ)1970年(昭45)5月14日、埼玉県上尾市生まれ。埼玉栄高2、3年の総体に出場し、3年時8強&得点王。日大では主将だった4年のインカレで優勝&MVP。93年トヨタ自動車入りし、日本代表初選出。94年アジア大会銅メダル、98、06年世界選手権出場。07年レラカムイ北海道に移籍し、現在はレバンガ北海道の選手兼社長。190センチ、77キロ。