紀平梨花(17=関大KFSC)が、6人中5番目に登場した。冒頭を3回転サルコーとして、その後にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2本トライ。ともにしっかりと着氷した。国際スケート連盟非公認ながら、144・76点。トルソワ、ザギトワのロシア勢に次ぐ3番目のスコアだった。

トリプルアクセルは6分間練習でも3本連続できれいに成功させており、状態の良さを感じさせていた。

4回転サルコーについては4日の公式練習後に「朝、調整できれば。もう1度確認します」と話していた。左足首に不安があるために、ジャンプの練習は1日1時間に制限しており、演技の完成度を優先して回避した形となった。