フィギュアスケート男子の羽生結弦(24=ANA)はスケートカナダとNHK杯(札幌)に出場する。6日は会見にビデオメッセージを寄せた。11月のNHK杯に向けては「その時の自分のベストな演技ができるように。自分が優勝できた(16年)思い出の地でもあるので、その思いでまた塗り替えて上書きできるような、大きな喜びにできるように頑張ります」。3年ぶりVを目指す。

けがもあって、GPファイナルも16年以降は優勝から遠ざかっている。「小さい石ころにつまずいてケガをしてしまったりとか、それを1つ1つ感じながら、未来に向けて歩みを進めていきたい。悔しさが残ったので、今シーズンこそという気持ちはある」。今季初戦となった9月のオータムクラシックは優勝。GPファイナル制覇に向けて、絶対王者が動きだす。