【ダラス23日(日本時間24日)=奥岡幹浩】NBAウィザーズ八村塁(21)が、マーベリックスとの開幕戦に先発出場し、14得点、10リバウンドのダブルダブルを達成した。試合後のインタビューでの一問一答は次の通り。
-試合を振り返って
八村 試合には負けてしまったが、チームにとって初めての試合。僕としてはそこそこの仕事ができたのではと思っている。これからもすぐ2試合が入ってくる。そこに向けて頑張りたい。
-14得点10リバウンド。監督は予想していたとおりのプレーだと言っていた
八村 それでも試合に勝てなかった。そこは僕も足りないところがたくさんあった。そこは反省して、ビデオとか見て次の試合に生かしたい。
-実際にプレーをしてどんな発見があったか
八村 プレシーズンの時、20分程度プレーしていたが、今回はそれ以上にプレーした。クオーターが長いなあというのがカレッジと違うところ。そこは集中力を切らさないで、やらなければいけないと思った。
-初シュートはビールからのロングパス。ゴール下で力強いプレーだった
ブラッドがいいパスしてくれた。ゴールも空いていたので、そこに向けて普通に行った。
-あさってはサンダー戦
八村 サンダー戦のあとも試合が入ってくる。切り替えが大事。しっかりやりたい。
-監督は選手時代、試合前に緊張して眠れなかったといっていたが、八村選手は
八村 僕はそういうのなかった。すごく楽しみにしていて、朝も起きて楽しみで、こうして試合に入れて、満員の会場で試合がやれてすごく良かった。
-手応えを感じたのは
八村 力強くドライブしてボールに行くプレーとかはすごく良かった。
-試合前から「緊張」という言葉がなかったが、実際になかったからなのか
八村 あまり緊張しなかった。プレシーズンもやっていたし、練習でもやっている通りに試合に入れたので、そういう部分で緊張しなかったのかなと思う。
-高校や大学の大きな試合や初めての試合でも緊張はなかったか
八村 試合のときによってだが、初めての試合はだいたい緊張するが、今回はいい感じでいけたと思う。
-それはここまでやってきたから大丈夫だと言い聞かせることで緊張をなくすと言っていたが、今回もそうなのか
八村 練習もすごく積み重ねてきた。チームでも毎日やってきた。そういうことでチームを信じて、ケミストリーもできていたし、そういうところを思い浮かべて試合に入った。
-オープン戦とレギュラーシーズンの違いは
八村 観客が絶対に多いなと感じたし、相手チームもずっと主力選手が出ていたりとか、僕もプレー時間が長かったりとか、そういうところが違うのでは。
-ポルジンギスとのマッチアップ。負けていないように見えたが手応えは
八村 しっかりスカウティングもディフェンスコーチと何回も確認してやってきた。そういうところをしっかり生かしてやれたので、そこは効いたのではないかなと。
-逆に感じた課題は
八村 試合が長いので、そのなかで出ていないときにどれだけ集中力を切らさないことが大事かなと。
-きょう振り返って印象に残っていること
八村 やっぱり朝起きて、こういうふうにやって、入った中で、ルーティンをつくることが大事かなと。試合前に時間が結構あったので、そういうところを考えながらやっていきたい。