今夏の競泳世界選手権男子200メートル自由形銀メダルの松元克央(22=セントラルスポーツ)が「のんびりガツオ」でスイムを楽しむ。

26日に25メートルプールで争う短水路日本選手権が東京辰巳国際水泳場で開幕。200メートルと400メートルの自由形にエントリーした競泳ニッポンの「カツオ」こと松元は「今大会はあまり深く考えずに、まず楽しむことを優先したい」と話した。

本名は「かつひろ」だが、愛称は「カツオ」。両親も仲間もそう呼ぶ。15日には約2週間の欧州遠征から帰国。「世界選手権までずっと気が張っていて、レース続きで心が疲れたところもある。これが終われば、また長水路のレースが始まり、五輪に向けて緊張もすると思う」。五輪などの長水路(50メートルプール)と違う短水路は出場機会も少ないだけにしっかりと味わう。「今大会は『のんびりガツオ』という感じです。楽しむことでいい記録が出せれば。目指すは日本記録です」とした。