Wリーグ新潟アルビレックスBBラビッツは昨年の12月16日山梨戦以来、16試合ぶりの白星はならなかった。

今季開幕からの連敗は8に伸びた。日立ハイテクに66-67の惜敗。第3クオーター(Q)終了時で39-57と18点リードされたが、第4Q、地元・大牟田出身のF津田史穂莉(27)のシュートなどで猛追。残り3分46秒で57-57と追いついた。その後に連続得点を許しものの、残り22秒でG平典紗(23)の3点シュートで1点差に迫った。だが残り時間を相手にボールキープに使われ、勝利を逃した。

BBラビッツの主将、F井上愛(29)がWリーグ通算200試合出場を達成した。新潟一筋8年目で大台に到達した。「記録達成をうれしく思います。元気な姿をみなさんに見せられて良かった」と話した。左足の負傷から最近4試合を欠場。足踏みが続いていたが、この2連戦の出場でクリアした。「あくまで通過点。惜しい試合が続いている。悪い流れを断ち切って、少しでも多く勝ち星を挙げられるように頑張りたい」と気を引き締めた。