女子1500メートルで昨季に世界記録を更新した高木美帆(25=日体大助手)が1分56秒32で同種目4連覇を飾り、3年連続で3冠を果たした。

W杯前半戦の代表が発表され、男子16人、女子12人が選ばれた。第1戦は11月15日からベラルーシ・ミンスクで開幕する。

高木美帆が2位の小平に2秒近くの差をつけて圧勝した。今年3月のW杯最終戦(米ソルトレークシティー)で1分49秒83をマークし、世界記録を更新。それ以来の同種目公式戦に「完成度としてはまだまだ合格点に達していない」と振り返った。今季は来年2月の世界距離別選手権でのタイトル獲得を最重要視する。「世界新記録のレースは完璧ではない。あくまでも今季は今季の戦い。調子を上げていきたい」と力を込めた。