7位の葛西紀明(47=土屋ホーム)は2回目に130メートルの大ジャンプを見せ、「やっと出た」と納得の表情。

昨季W杯は最高が7位と思ったような成績を残せず「どん底にいた」という。5月に就任したリヒャルト・シャラート新コーチからの助言で、上方に飛ぶイメージで踏み切るようにした。「スリップしていたところが直ってきて、良い状態に戻ってきた」と、復調ぶりをアピールした。