秋田ノーザンハピネッツが73-82で東地区4位のレバンガ北海道に敗れ、5勝5敗の五分ながら、今季初の同地区最下位に陥落した。2点ビハインドで迎えた第4クオーターに、パスミスをカットされて速攻を決められるなど、勝機を失った。前田顕蔵ヘッドコーチ(HC、37)は「終盤のタイムアウト明けにプレーの質を落としてしまった。選手たちにもブースターにも大変申し訳なかった」。古川らケガ人がいる中での采配も含め、反省した。

序盤は細谷の3ポイント、白浜のレイアップ、保岡のジャンプシュートと、8点を先制して優位に進めた。中盤以降もキーナンの3点シュートや、中山のドライブなどで応戦。17得点の保岡、16得点の中山の奮闘に比べ、外国人のインサイドをしっかりと防がれたことも最後まで響いた。

今日5日も好調な北海道との連戦が続く。「オフェンスのミスからの失点、相手にリバウンドを取られてセカンドチャンスを与えた失点。課題が明確なので、明日しっかり取れるように準備したい」と同HC。混戦の東地区では、わずかな隙が勝敗を左右する。