2024年パリオリンピック(五輪)・パラリンピックの関連イベントで来日中のトボワ大会組織委員会事務総長は5日、東京都内で共同通信の取材に応じ、東京五輪のマラソンと競歩が急きょ札幌に移されたことについて「パリもこの2年異常な熱波が続いており、暑さは懸念材料。東京五輪から教訓を得るため注意深く観察したい」と話した。

一部で「強引」との批判も出た国際オリンピック委員会(IOC)のやり方には「コメントする立場にない」とした。その上で「パートナー間で時に緊張関係が生じることは普通だ。不一致点はあったが、最後には同じ方向に進もうというIOCと東京側の意思が示された」と指摘した。

パリでは今夏に気温が40度超まで達したが、トボワ氏はマラソンはパリで行うと強調。「一番の違いは湿度が東京のように高くない。(パリの)乾燥した暑さも選手や観客にとって危険なので、それに沿った対策をすることになる」と語った。(共同)