春先の休養から復帰5戦目を迎えた萩野公介(25=ブリヂストン)は男子200メートル背泳ぎで1分57秒96で優勝した。日本代表候補入りの基準タイム1分57秒45にはわずか0秒49届かなかったが、確実に調子を上げてきた。

予選は2分0秒68で全体のトップ通過で決勝に進出した。自己ベストの1分54秒23まで約6秒というタイムだった。「200メートル背泳ぎを練習していないな、という部分はあったが、力は出し切ることはできた。(目標タイムは)1分57秒台前半と思ったが、悪くない。200メートル個人メドレーにつなげたい」と話した。

最終日は200メートル個人メドレーの基準タイム1分59秒23が目標となる。日本代表候補入りの基準タイムが適応される今年最後のレースとなる。萩野は、同種目を中心に練習を行っており「(背泳ぎを)1本やってスイッチ入ったかなと思う。ちゃんとレースをすれば、絶対に(基準タイムを)切れる」と口にした。