強化体制などを巡って選手との対立が表面化し、全理事が辞職することになった全日本テコンドー協会の金原昇会長(65)に対する、検証委員会からの聞き取り調査が9日、都内で始まった。

日本バスケットボール協会の変革にも携わった境田正樹弁護士を委員長で、外部有識者4人で構成される検証委員会は、新理事の選定を担い、2週間前から選手、関係者らのヒアリングをしている。境田委員長らは金原会長へ、一部で報道されている反社会的勢力との関わりについてなどの事実確認を行うという。

この日は、一部の強化指定選手も検証委員会による聞き取り調査を受けた。