ウィザーズの八村塁は本拠地ワシントンでのキャバリアーズ戦に先発して35分18秒プレーし、21得点、7リバウンド、3アシストと活躍したが、試合は100-113で敗れた。八村は6日のペーサーズ戦で初めて無得点。この日は前半にフィールドゴール7本全てを成功させるなど、4試合ぶりに20点以上をマーク、通算得点を100点台に乗せた(109点)。しかし勝利には届かずチームは2勝6敗となった。

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0点に終わった6日の試合の悔しさを晴らすように、八村は序盤から得点を重ねた。第1クオーター(Q)開始約2分30秒、ゴール左でボールを受けるとミドルシュートで初得点。ここから力強いダンクや柔らかいタッチのシュートなど、多彩な形で13本中10本のフィールドゴールを成功させ、21点を挙げた。「いい感じで守備ができて、それが攻撃につながった」と振り返った。

前の試合で得点を奪えなくても、ブルックス監督は変わらずに先発で起用。試合前には八村について「(開幕から)いいスタートを切ったからマークをされる。(6日の試合は)自分も助けられなかった」と理解を口にした。キャンプから信頼を置く指揮官の期待を、2試合続けて裏切るわけにはいかなかった。

NBA屈指の名手と渡り合い、多くの収穫が見えた。マッチアップしたのは5度のオールスター戦出場を誇るラブ。この試合まで1試合平均18・9点をマークしていた相手に前半、4得点と仕事をさせない。守備からリズムに乗り、八村は前半だけで15得点。「ラブとだったけど、いい感じで守備ができて、それが攻撃につながった」と手応えをにじませた。

6日の試合で無得点、7日の練習ではブルックス監督と2人きりで話し合った。「もっと楽しんでプレーしろと言われた」と明かす。自己最多23点には及ばなかったが、4試合ぶりの20得点以上と復調、通算得点も109点に。それでも勝てなければ満足はできない。特に勝負の第4Qはまたも無得点に終わった。109点のうち第4Qはわずか10点。ここ4戦は出場のなかった試合も含め、第4Qに得点がない。チームは黒星が4つ先行し「やはり負けてしまったので」と悔しさを隠さなかった。