東京五輪のテスト大会を兼ねたW杯団体戦で、世界ランキング1位の中国が同4位の韓国を3-1で破り、大会8連覇を達成した。

個人世界ランキング1~4位の4選手を擁し、最強布陣で挑んだ今大会。準決勝では同2位の日本をストレートで破るなど順調に勝ち上がったが、決勝では韓国相手に苦しんだ。第1試合のダブルスを2ゲーム連取した後に逆転で失い、今大会初めて試合を落とした。だが、そこから王者の意地を見せ、3連勝で優勝をつかんだ。

前日に敗れた日本選手が口をそろえて「本当に強い」と話していた中国が、その通りの強さで8連覇を飾った。東京五輪金メダルへ死角は見当たらない。