日本体操協会は15日、都内で常務理事会を開き、東京オリンピック(五輪)の男子代表選考基準を決めた。

団体総合メンバー枠4人は、個人総合で争う来春の全日本選手権、NHK杯で選出。リオデジャネイロ五輪では6月の全日本種目別も対象としたが、本番への調整を考慮して2試合に絞った。

一方で従来は1日開催だったNHK杯を2日間とし、全日本の予選、決勝、NHK杯の2日間の計4回の6種目演技から選ぶ。技の難度を示すDスコア(演技価値点)で、6種目合計で一定の基準を超えれば加点を得られる特別ルールを設ける。安定性も重視し、1位、2位は内定、この2人とチームを組んだ時に得点が最大になることを基準に残る2人を選ぶ。他に個人で最大2人の出場が可能。この枠は全日本種目別までを対象試合とする。