レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。第12戦ハンガリーGP以来、通算2度目(メキシコGPでは予選最速ながら3グリッド降格)。

フェルスタッペンは予選Q1、Q2とトップタイムを記録。最後のQ3では1回目の走行でわずかにコースをはみ出すミスを犯したが、最後のアタックではしっかりとラップタイムをまとめ上げポールポジションをものにした。

「Q3の1回目は違うライン取りを試したんだけど、今日は路面が熱くて(リアのグリップが低下し)オーバーステアが出てしまった。でも2回目のアタックではきちんと修正することができた。今週末はフリー走行からマシンがものすごく速いし、走っていてとても楽しい。このポールポジション獲得はとてもうれしいよ」

2位にはフェラーリのセバスチャン・フェテル。僚友シャルル・ルクレールは前戦でのパワーユニットトラブルを受けて新品投入を余儀なくされ10グリッド降格が決まっている中で果敢に攻めたが、Q3最後のアタックではミスが目立ち、今季王者ルイス・ハミルトンに逆転を許し4位となった。

レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは0・427秒差の6位、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーも中団グループ最上位の7位に付ける好走を見せた。

(米家峰起通信員)