フィギュアスケート女子の紀平梨花(17=関大KFSC)が21日、グランプリ(GP)シリーズ最終戦のNHK杯(22日開幕)に向けて、会場の北海道・札幌市真駒内セキスイハイムアリーナで公式練習に臨んだ。

フリーの曲をかけての通しでは、冒頭で4回転サルコーに挑戦。転倒したが、練習の終盤には着氷させて拍手に包まれた。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は高い成功率を誇った。

第2戦スケートカナダで2位。シリーズ2戦上位6人が得るGPファイナル(12月、イタリア・トリノ)出場権は、今大会で表彰台に立てば自力で手にする。第3戦フランス杯を制した16歳のコストルナヤ、18年平昌五輪金メダルのザギトワ(ともにロシア)ら実力者も出場。ショートプログラム(SP)は22日午後4時55分から行われる。