関西学院大がリーグ戦で敗れた立命館大に雪辱を果たし、4年連続53回目の甲子園ボウル出場を決めた。

1Q3分28秒、自陣からRB三宅昴輝(3年)が71ヤードを突き抜けて、先制のTD。さらに8分41秒、またも三宅が37ヤードを走り、TDを奪った。

立命大は2Q11分20秒、K花岡輝(4年)が32ヤードのFGに成功。関学大の14-3で前半を終えた。

3Q最初のプレーで関学大は意表を突くオンサイドキックで攻撃権を奪い、攻撃を進める。3分18秒、残り2ヤードでQB奥野耕世(3年)からWR高木宏規(3年)へのTDパスが決まり、リードを広げた。

劣勢の立命大は4Q2分9秒、QB荒木優也(4年)からWR木村和喜(3年)への20ヤードパスが決まり、ようやく初TDで追い上げる。しかし残り2分17秒の勝負どころ、パスインターセプトで攻撃権を失い、反撃も及ばなかった。

関学大は鳥内秀晃監督(61)が今季限りで勇退。甲子園ボウルで自身12度目の優勝を狙う挑戦権を得た。