女子複合の決勝が行われ、17歳の伊藤ふたば(TEAM au)が優勝した。予選1位だった16歳の森秋彩(茨城県連盟)は5位。上位6人がオリンピック(五輪)出場資格を得るが、出場基準の解釈を巡って国際連盟と日本協会が係争中で、両選手が資格を満たすかどうかは不透明な状況。

国際連盟は8月の世界選手権で日本の五輪代表男女各2人は既に確定したとの認識で、代表入りの可能性が残る選考基準を定めた日本協会と食い違いが生じている。スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した日本協会の主張が退けられれば、女子は野口啓代(TEAM au)に加えて野中生萌(XFLAG)が2人目の代表に決まる。

◆安井博志・日本代表ヘッドコーチの話 伊藤は苦手がなく器用なマルチタイプ。(5位の)予選から修正してボルダリングで1位を取れたのが重要なポイントだった。

◆伊藤の話 優勝を目指していたのでうれしい。目標を果たせて良かった。リードは良くなくて終わった瞬間は駄目かなと思ったが、優勝と聞いてすごく驚いた。

◆森の話 得意のリードで1位を取ることができなくて悔しい。(五輪への)道は閉ざされていないので、希望を持って頑張っていきたい。

(共同)