アメリカンフットボール全日本大学選手権決勝「第74回甲子園ボウル」(15日)に出場する関学大と早大が2日、会場の甲子園球場(兵庫・西宮市)で記者会見した。

4年連続53度目の出場となった関学大、2年連続6度目の早大はともに前日に出場権を獲得。両者の顔合わせは2年連続3度目で、16年は31-14、18年は37-20でいずれも関学大が制している。

2連覇を目指す関学大の主将DL寺岡芳樹(4年)は「相手の要所となるプレーを封じて勝つしかない。攻め続けることが勝利に近づく。浮つかないようにしたい」と気を引き締めた。鳥内秀晃監督(61)も「やっとここに戻ってこられた。学生日本一が目標だったので、いい試合ができるように頑張る」と続けた。

悲願の初優勝を狙う早大は、甲子園ボウルは最近5年で4度目の出場。主将LB池田直人(4年)が「昨年は何もできずに負けたが、今年は力を出し切りたい」。就任3年目の高岡勝監督(51)は「甲子園ボウルで試合をさせていただくのは感慨深い。やってきた成果を出したい」と静かな闘志を燃やした。

一方で高岡監督が「関学大のブランドはすごくある。少しでも関学大の文化に近づきたい」などと絶賛し続けるのに対し、鳥内監督は「関学大がすごい、すごい言うたら損やで。大学の中に入ってきたら普通のチームや」と言い返す場面もあった。

鳥内監督は今季限りでの勇退が決まっており、関学大は名将を日本一にして送り出す意気込みでいる。(共同)