ラグビートップリーグのヤマハ発動機は2日、フランス強化合宿から帰国後の全体練習を磐田市内で再開した。この日は大雨によるグラウンド不良のため、室内で練習。軽めの調整や筋トレを行った。

先月の2週間のフランス遠征で同国のチームと親善試合を行い、4戦4勝。特に2戦目と最終戦は、最高峰のトップ14リーグ所属チームが相手で、価値ある白星を得た。

ロック大戸裕矢主将(29)は「最終戦はしんどかった。相手のパスが少なく、フォワード同士が当たることが多かった。日本では体感できないことで、行ってきてよかった」と振り返った。堀川隆延監督(46)も「若手選手が活躍して、活力を生み出してくれた。全体的な底上げになった」と収穫を口にした。

今後は8~14日まで宮崎で合宿。来月12日のリーグ開幕戦でトヨタ自動車と対する。【倉橋徹也】