札幌山の手(北海道)は学校一丸となって挑む。2日、年末年始の全国大会に出場する運動部の合同壮行会が同校で行われた。男子ラグビーはワールドカップ(W杯)で活躍した日本代表リーチ・マイケル主将を輩出したことから注目を集める機会も増えた。原田季弥主将(3年)は「今年は日本で一番メディアに出ている高校だと思う。恥ずかしい試合はできない」。18度目の全国で初の8強進出を目指す。

道外遠征のため欠席した陸上部主将を含め全国出場4競技の主将は全員が同じクラス。総体8強の女子バスケットボール佐々木百萌主将(3年)は「過去2年間、そろって全国に行くことはなかったので一緒に行けたらいいなと思っていた」。今季は14-15シーズン以来5季ぶりに4競技が道予選を突破した。

競技は違うが切磋琢磨(せっさたくま)し、高校日本一を目指して練習に励んできた。女子バレーボール小松桃子主将(3年)は「上位入賞できると言われている他の部に負けないように結果を残したい」と全国での躍進を誓った。【浅水友輝】