日本一QB2人が殿堂入りした。日本アメリカンフットボール協会が3日、殿堂入り顕彰者12人を発表した。大学と社会人で日本一となった松岡秀樹氏(56)と東海辰弥氏(55)の2人が含まれている。殿堂入りメンバーは48人となり、表彰式は来年1月3日のライスボウルで行われる。

松岡氏は日大1年から先発QBを務め、3、4年時に甲子園ボウルを制して大学日本一となった。4年時にはライスボウルも制して日大を初優勝に導いた。翌年はレナウンに入社して、ライスボウルを制して2季連続日本一に輝いた。

東海氏は京大3、4年時に甲子園ボウル、ライスボウルを連覇に大きく貢献した。アサヒビールに入社後も93、94年とライスボウルを連覇し、通算4度日本一となった。

2人とも高校時代は野球部の未経験ながら、パスとランも兼ね備えていた。松岡氏はショットガンから縦横無尽な走りを見せ、東海氏は強肩と豪快なランで活躍した。