日本が金星を逃した。ここまで2勝1分けでD組3位につける日本は、リオデジャネイロ五輪金メダルのロシアと対戦。23-33で大敗したものの、後半立ち上がりには2点のリードを奪うなど女王相手に互角の時間もあった。後半の半ば過ぎから地力の差を見せつけられて大差がついたが、来年の東京五輪へ、地元で「手ごたえ」はつかんだ。

2日にスウェーデンに8点差で敗れた反省を生かした。「修正しないと」と永田主将が話した通り、攻から守への切り替えもスムーズになり、ミスも減少。GKを下げての7人攻撃も確実に得点に結びつけ、華麗なスカイプレーも決めた。

もっとも、後半途中からリズムを崩すと6連続失点するなど一方的に敗れた。5日は1次リーグ最終の中国戦。すでに1次リーグ突破を決めている韓国に次ぐ「アジア2番手の座」を守るためにも、勝たなければいけない試合になる。