全国高校ラグビー大会(12月27日開幕、大阪・花園ラグビー場)の組み合わせ抽選会が7日、大阪市内で行われた。

春の全国選抜大会を制したAシードの桐蔭学園(神奈川)は、初戦となる2回戦(30日)で長崎北陽台-桐生第一(群馬)の勝者と対戦が決定。高校日本代表候補のSO伊藤大祐主将(3年)は「相手の分析をしっかりとして、最終的に何をするのか決めてやりたい」と大舞台を見据えた。

悲願はワールドカップ(W杯)日本代表WTB松島幸太朗(26=サントリー)が3年だった10年度以来、9大会ぶりの優勝となる。早大への進学が決まっている司令塔は「僕自身も、みんなも、少しでも(松島に)近づきたい。(松島がいた)90回大会に続く、全国制覇をしたい」と力強く意気込んだ。