バドミントンのワールドツアー・ファイナルは11日、中国の広州で開幕して1次リーグが行われ、シングルスの男子A組で世界ランキング1位の桃田賢斗(25=NTT東日本)は王子維(台湾)に2-0で白星発進した。東京オリンピック(五輪)を懸けた争いで快進撃を続ける桃田は今大会に出場したことで五輪出場を確実にした。

各国・地域に与えられる出場枠は今年4月下旬から1年間の国際大会で得たポイントによるランキングに基づいて振り分けられる。男子シングルスで最大2枠を得るにはランキング16位以内に2人が入っていることが条件。日本協会は16位以内に3人以上が入った場合は上位2人を代表にするとしている。世界ランキング1位の桃田は早くも16位以内と日本勢1番手を確定的にした。

16年リオデジャネイロ五輪には違法賭博問題で出場できないどん底を経験した。試合後、日本のエースは悲願の五輪切符を確実にしても「そこが目標ではない。先を見るのではなく、まず自分らしく、見ている人を勇気づけられる試合をして、その積み重ねの中に五輪があればいい」と表情を緩めることはなかった。