女子団体追い抜きは日本が2分56秒37で今季W杯初優勝を飾った。今季初めて平昌五輪金メダルメンバーの高木菜那(27=日本電産サンキョー)妹美帆(25=日体大助手)佐藤綾乃(22=ANA)の3人で臨み、リンク新記録をマークして復活した。女子500メートルで13日にW杯通算30勝を挙げた小平奈緒(33=相沢病院)は3位だった。

   ◇  ◇  ◇

女子団体追い抜きで日本が定位置を取り戻した。佐藤が不調だったことからメンバーが入れ替わり、今季W杯は2戦してともに8位。平昌五輪金メダルの3人が今季初めてそろった今回は、息のそろった滑走で同走のベルギーチームを抜き去り貫禄を見せた。自国開催でようやく今季初勝利を挙げた高木美は「次につながるレースだった」と笑顔を見せていた。