女子団体追い抜きは日本が2分56秒37で今季W杯初優勝を飾った。今季初めて平昌五輪金メダルメンバーの高木菜那(27=日本電産サンキョー)妹美帆(25=日体大助手)佐藤綾乃(22=ANA)の3人で臨み、リンク新記録をマークして復活した。女子500メートルで13日にW杯通算30勝を挙げた小平奈緒(33=相沢病院)は3位だった。

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女子500メートルで小平は3位だった。「内容はシークレット」という試している部分を確認しながらレースに臨んだ。「自分のものにするにはもう少し練習したい」と話した。平昌五輪で金メダルを獲得した小平を見ようと、会場は98年長野五輪のように地元の観客で埋まった。「こんなに人が多いのは自分が小学生の時に見た五輪以来かな。ワクワクしすぎて体が硬かったですね」と振り返った。