フィギュアスケートの全日本選手権(19日開幕、東京・国立代々木競技場)に向けて各選手が公式練習に臨んだ。

オリンピック(五輪)2連覇の羽生結弦(25=ANA)が4年ぶりに出場する。18日午後に拠点のカナダ・トロントから帰国。午後に行われた公式練習には参加しなかったが、夜の開会式に参加した。高橋や宇野らと談笑するなどリラックスムード。久しぶりの出場なだけに「本当は開会式に来るまで緊張していた。居場所がなかったらどうしようと。でも懐かしい面々もいましたし、言葉をかわせて良かった」と笑顔を見せた。高橋との会話内容を問われると「緊張して覚えてない。恐れ多くて。『久しぶりだね』とか。スケーターとしてのオーラがあった」と振り返った。

◆SPの滑走順が決まり、男子(20日)の羽生は23番(午後7時55分)になった。このほか高橋が28番、宇野が19番。女子(19日)は紀平が18番、坂本が22番、樋口が23番で第4組。宮原が25番、本田が27番で最終組に入った。