フィギュアスケート男子の羽生結弦(25=ANA)が20日、4年ぶり5度目の優勝を目指して全日本選手権のショートプログラム(SP)に臨む。

午前9時20分からは会場の東京・国立代々木競技場で公式練習に参加。SP「秋によせて」の曲をかけての通しでは、4回転サルコー、4回転-3回転の連続トーループ、トリプルアクセル(3回転半)を成功させた。これまでは4回転-3回転を最後に跳ぶ構成だったが、2季9戦目にして初めての構成で準備した。

4連覇を目指す宇野昌磨(22=トヨタ自動車)はSPの曲をかけての通しで冒頭のジャンプを跳ばず、4回転-3回転の連続トーループ、3回転半に成功。通しが終わった後に4回転フリップなどを着氷させ、練習時間終了を待たずに、充実した表情で引き揚げた。

男子SPの主な滑走順は以下の通り。

4番 佐藤駿(午後4時38分)

19番 宇野昌磨(同7時29分)

20番 島田高志郎(同7時35分)

21番 田中刑事(同7時42分)

23番 羽生結弦(同7時55分)

27番 山本草太(同8時30分)

28番 高橋大輔(同8時37分)

29番 友野一希(同8時43分)